【体験記】推し活で自己肯定感を高めた方法

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自己肯定感は、私たちが自分自身を受け入れ、自信を持つことができる重要な要素です。

しかし、現代社会ではさまざまな要因が自己肯定感を低下させる事柄も、残念ながらあります。

そんな中、最近では「推し活」が注目を浴びており、10代の若者から高齢の方まで、さまざまな活動を楽しんでいます。



私も数年前から、推し活を楽しむ一人です。
推し活をしている間は、嫌なことを忘れていますし、前向きな気持ちになれると感じています。

本記事では、私の推し活の実体験を通じて、自己肯定感を高める方法についてご紹介します。

推し活とは何か

推し活とは、元々は特定のアーティスト、アイドル、俳優、キャラクターなどの応援や支援活動を行うことです。

今ではアーティストやアイドルなど3次元の人物以外にも、アニメキャラクターやVtuberなど2次元の対象物や、動物やマスコットキャラクター、鉄道や建造物など対象は多岐にわたります。

推し活の目的は、ファン同士の交流や情報共有を通じて、推し(応援対象)に対する愛情や熱狂を深めることです。

個人の趣味や嗜好に基づいて行われるため、自己の好みや興味に合ったコミュニティに所属し、活動を楽しむことができます。

私が推し活を始めたきっかけ

私の場合は、とあるぬいぐるみの推し活をしています。
いわゆる「ぬい撮り」をして、写真をSNSにアップしています。

私はここ数年、神経の疾患により、今までと同じように仕事をするのが困難になってしまい、その影響でますます自分に自信が持てなくなり、人との関わりも希薄になりつつありました。

ある日、何気なくSNSを見ていたところ、ぬいぐるみがまるで生きているかのような、可愛い「ぬい撮り」の写真を見つけました。
それが私と「推し」の出会いでした。

旅行やお出かけ先でぬいぐるみと景色を写真に収めたり、可愛いコスチュームを自作して着せたりと、同じキャラクターを推している者同士でも、やり方はさまざまです。

アラフィフの女性がぬいぐるみを愛でるなんて、推し活を始めるまでは何となく気恥ずかしかったのですが、SNSで繋がりのあるフォロワーさんの中に、同じような年齢の方がいるのが分かってきました。

「好きなものを推すことに、年齢なんて関係ないんだ!」

少しずつそう思えるようになり、楽しくなっていきました。
(とはいえ、地元では知り合いに私の推し活のことは話していないので、ひっそり活動しています…)

私の場合、ぬいぐるみを撮影は家の中が多いです。写真をSNSに投稿して、フォロワーさんたちと交流しています。
たまに外出先でも撮影するのですが、知り合いに会ったら恥ずかしいので、なるべく人気のない場所を選んでしまいます。

投稿した写真に「いいね」やコメントがもらえると、やはり嬉しいものですね。

数年もすると、有名なフォロワーさんとメッセージのやり取りをすることも増えてきて、いつか推しのイベントに参加してみたいと思うようになっていきました。

そして今年、ようやく数年越しの願いが叶ったのです。


イベントに参加してみた感想

イベントは東京や大阪などの都市部が多いため、地方在住の私の場合、参加するには交通費や宿泊費が発生してしまいます。

子供が中学・高校時代は部活や受験でなかなか旅行ができず、久々の遠出は家族の行きたいところを優先したいと考えていましたし、この3年間は行動制限もあって、県外へのお出かけも控えていました。

子供の受験が終わり制限が緩和され、ようやくイベントに参加できることになり、念願叶ってフォロワーさん数人ともお会いすることができました。

もちろん、私は初めてお会いしたわけですが、SNSでのコメントやDMでやり取りしていたおかげで、スムーズにコミュニケーションができました。

推しに対する思いを存分に語り合えて、お互いのぬいぐるみを褒め合ったり一緒に写真を撮らせてもらったりして、人目を気にせず思いきり楽しい時間を過ごすことができました。

なんだか今まで細かいことばかり気にして、殻に閉じこもっていた自分が嘘のようにすっきりした気分になりました。
推し活を通してエネルギーをもらうことができて、今後のことを前向きに頑張ってみようという気持ちにもなりました。

推し活が私の自己肯定感を高めてくれたのだと確信しました。

推し活が自己肯定感を高める理由

推し活を通じて自己肯定感が高まる理由を、経験をもとに自分なりに分析してみました。

共感とつながり

推し活を通じて、同じ推しを応援する仲間との交流が生まれます。

共通の趣味や興味を持つ人々と繋がることで、自分を理解してくれる存在が増え、心地よい共感と支持を受けることができます。

大人になると、あまり褒められる経験がないですよね。
私は自分のぬいぐるみや撮影した写真を評価してもらえた時、自分のことのように嬉しくなります。

このようなつながりは、自己肯定感を高める要素となります。

成果への喜び

推しの成長や活躍を見守ることができます。

推しの成功や楽曲のリリース、出演作品の公開など、喜びの瞬間を共有することで、自分自身の一部として成果を感じることができます。

曲の売り上げがランキング上位に入ったり、ドーム公演をするまでに成長したなど、推しの成長は母のような気持ちで応援したくなるでしょう。

このような喜びの共有も、自己肯定感を向上させる源になりますね。

自分を大切にする時間

推し活は自分のの時間を有意義に楽しむことができる活動です。

忙しい日常の中で、自分自身を大切にする時間を持つことは、自己肯定感を高める上で重要です。

推しに関連するコンテンツを楽しむことや、イベントやライブに参加することで、自分の好きなことに没頭できる機会を提供してくれます。

頑張った自分へのご褒美に、イベントやライブへ行く→楽しかった思い出が、また自分を奮い立たせてくれる→次のイベントやライブのために、また頑張ろうと思える

といった感じで、プラスの方向に働くことが多いでしょう。

自分を大切にする時間を持つことで、自己の存在や趣味を認め、自己肯定感を向上させることができます。

新たな挑戦と成長

推し活にはさまざまな形式があります。

例えば、推しの曲をカバーして歌ってみたり、推しのダンスを踊ってみたりすることもあります。
これらの挑戦を通じて自己表現やスキルの向上を図ることができます。

新たなことに挑戦することで、自信を深め、自己肯定感を高めることができます。

うちの子供は、推しのダンスを練習して、文化祭で発表しました。
運動は得意ではありませんが、好きなことがあると、積極的になれるものだなと感心しました。
子供たちにとって、忘れられない思い出になったようです。

応援される喜び

推し活は応援する側だけでなく、推し自身からの感謝や応援を受けることもあります。

推しとの交流やイベント参加などで、推しから直接応援の言葉やアクションを受けることは、自己肯定感を大いに高める要素となります。

若手芸人さんを応援し続けているファンの人は、推しとの距離も近いので、直接会話できたりするようですね。ファンにとって、直接交流できることほど嬉しいものはないでしょう。

推しの存在によって自分が特別であり、大切にされていると感じることで、自己肯定感が向上します。

ぬい撮りをすることで得られる効果

ちなみにぬい撮りという推し活で得られる効果についてもご紹介します。

◎ 癒しやストレス解消効果

ぬい撮りは、ぬいぐるみやぬいキャラクターを被写体として写真を撮る活動です。
ぬいぐるみやぬいキャラクターを擬人化させたり、日常のシチュエーションや風景に組み込んだりして、かわいらしい作品を作成することができます。

◎ 自己肯定感の向上

私の場合、写真の背景や小道具を使ってストーリー性を持たせたり、ぬいぐるみのポーズや撮影の角度など、結構細かく設定します。フォロワーさんや海外のユーザーさんから、可愛い写真ですねとメッセージをいただくと、私も励みになります。

◎ 安心感を得られる

日常の喧騒から離れ、ぬいぐるみの可愛らしい世界に没頭することで、リラックスやストレス解消の手助けをしてくれます。
辛い時や落ち込んでいる時も、ぬいぐるみが元気付けてくれます。



モフモフのぬいぐるみを触っていると、脳内からオキシトシンという幸せホルモンが出て、安心感や幸福感をもたらすと言われています。

このように、ぬいぐるみには人を幸せにしたり前向きな気持ちにする力があり、ぬい撮りをすることで、子供だけでなく大人にもプラスの効果が得られると、実際に経験してみて感じています。

推し活にはメリットもあればデメリットもある

推し活をすることで得られるメリットもあれば、デメリットもあります。

時間と費用がかかる

推し活には時間とお金がかかる場合があります。
コンサートやイベントへの参加、グッズの購入、映画やアニメの鑑賞など、推し活に費やす時間と予算に制約が生じる可能性があります。

偏りや孤立が生じる

過度に推し活に熱中しすぎると、他の興味や活動への関心が薄れる可能性があります。
また、推し活のためのコミュニティに過度に没頭することで、現実社会とのつながりが希薄になり、孤立感を感じることがあります。

ネガティブな影響がある

推し活に関連するトラブルや論争も存在します。
ファン同士の対立や嫉妬、アーティストやアイドルへのストーカーやハラスメントなど、ネガティブな要素も注意が必要です。

社会的な制約

推し活は、一部の人にとっては社会的な制約を伴うことがあります。
他の人々からは理解されず、浪費や偏執症のように見られることもあります。
また、推し活に没頭しすぎて学業や仕事に支障をきたす場合もあります。

現実逃避と依存

推し活が過度になると、現実逃避や依存が生じることがあります。
推しとの交流や推しの活動に執着し、現実の問題や人間関係から逃げてしまう場合があります。
これによって、生活のバランスを失い、心理的な問題や孤立感を引き起こす可能性もあります。

推し活が原因でストレスを抱えたり、生活がままならないほどに依存しないよう、工夫して楽しみたいですね。

大切なのは、「推し活は生活の一部として楽しむ」ということではないでしょうか。

推し活だけでなく、身近な人間関係を大切にしたり、他のことからも自己肯定感や楽しさを得られるよう、バランスのとれた生活をするように心がけたいです。

まとめ

推し活は、自己肯定感を高めることができる魅力的な活動です。

共感とつながり、成果への喜び、自分を大切にする時間、新たな挑戦と成長、そして応援される喜びなどが推し活を通じて得られます。

自己肯定感の向上は、心の安定と成長に繋がる重要な要素です。
推し活を通じて、自分自身を受け入れ、自信を持つことで、より充実した人生を送ることができるでしょう。

子育てが一段落した私にとって、推し活は人生後半の楽しみとなっています。
今後も無理のない範囲で、ぬいぐるみの推し活を続けていけたら嬉しいです。

いかがでしたでしょうか。

自己肯定感を高めつつ、みなさんが推し活を楽しめますように。

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