美味しいアイスコーヒーを飲むためのちょっとしたコツ

暮らし

ゴールデンウィークも過ぎ、まもなく初夏を迎えます。

暑くなってくると、冷たい飲み物が欲しくなりますよね。

カフェやコンビニのコーヒーも美味しいですが、毎日だとコストも気になってしまいます。
かと言ってペットボトルのアイスコーヒーばかりだと、味に飽きてしまいます。

自宅で美味しいアイスコーヒーが飲んでみたいな

でも、どんな豆を選んだらいいの?

自宅で本格的なアイスコーヒーを飲むためには、ちょっとした知識とコツが要ります。

ここではアイスコーヒーに適した美味しいコーヒー豆の選び方と、美味しくなるコーヒーの淹れ方をご紹介します。

アイスコーヒーにはどんな豆がおすすめ?

コーヒー豆にはさまざまな種類がありますが、主にアラビカ種とロブスタ種に分けられます。

アラビカ種は、フルーティーで華やかな香りと明るい酸味が特徴的で、コーヒー豆を販売しているお店では、このアラビカ種が殆どです。

ちなみにスターバックスで使用されているコーヒー豆は、100%アラビカ種だそうです。

ロブスタ種は、苦みと渋みが特徴的で、主にインスタントコーヒーや缶コーヒーなどに使われています。
産地に注目して選んでみると、また新たな発見があるかもしれません。


アラビカ種の特徴

アラビカ種のコーヒー豆は、で、アイスコーヒーに合わせると爽やかな味わいに仕上がります。

       産 地          特 徴
ブラジルやコロンビアなどの南米産コクがある上に全体のバランスがよい
コスタリカやパナマなどの中米産柑橘系のようなフルーティーな酸味がある
エチオピアやケニアなどのアフリカ産独特な香りと味わいがあり、好き嫌いが分かれる

豆を選ぶ際には、ぜひ上の表を参考にしてみてください。

複数の産地の豆が入っているブレンドタイプも販売されています。

どれがいいか迷ってしまう場合は、豆によるクセを抑えたりコクを出したりと、さまざまな味の特徴を表現できるブレンドタイプから選んでみるのもよいでしょう。

深煎りならしっかりと、浅煎りならすっきりとした味わいに

深煎り豆で淹れたアイスコーヒーは定番です。
急冷式で淹れるとコクが出て、しっかりとした香り高いコーヒーができます。

浅煎りのアイスコーヒーは、すっきりとした酸味が特徴ですが、好みが分かれるでしょう。
浅煎り豆の場合は、急冷式よりも水出しコーヒーのほうがおいしくできます。
ポイントは、細挽きで濃いめに抽出することです。
抽出する濃さを試行錯誤しながら、自分好みの風味を見つけるのも楽しいですね。

定番に飽きてきたら

シングルオリジンのコーヒー豆も、アイスコーヒーに合わせると美味しくなることがあります。

シングルオリジンのコーヒー豆とは、一つの産地や生産者のみから収穫されたコーヒー豆のことを指します。つまり、ブレンドされていない単一の産地や生産者から収穫されたコーヒー豆です。

例えば、コロンビアのアラビカ種のコーヒー豆は、フルーティーで甘い香りが特徴的です。
また、エチオピアのイルガチェフェのコーヒー豆は、ジャスミンやレモンのような芳香があります。

シングルオリジンのコーヒー豆は、ブレンドコーヒーと比べて個性的で、コーヒーの産地や生産者の個性を楽しむことができます。

また、同じ産地でも収穫時期や処理方法などによって、風味や香りが変わるため、より深い味わいを楽しむことができます。

ただし、シングルオリジンのコーヒー豆は、産地や生産者によって品質に差があるため、高価なものもあります。
また、同じ産地でも年によって品質が異なることがあるため、常に同じ味わいを保証することが難しいというデメリットもあります。

シングルオリジンは個性が映えるので、人によっては好みが分かれます。
定番のブレンドコーヒーに飽きてきたら、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

上手なアイスコーヒーの淹れ方

アイスコーヒーの淹れ方(急冷式)を、豆を挽いたところから詳しく説明します。

【材料】

コーヒー豆   12g~15g(お好みで)

お湯      300ml (予熱用含む)

氷       適量

【手順】

① コーヒー豆を挽く

最初は深煎りのコーヒー豆を使うことをおすすめします。

豆の挽き目は中細挽きにすると、コクや風味が引き立ちます。

② 氷を用意する

アイスコーヒーには、氷をたくさん用意しましょう。

コーヒーを淹れたらすぐに注ぐので、グラスに氷をたっぷり入れておきます。

③ コーヒーを淹れる

ホットコーヒーより多めの量(12~15g)を、セットしたコーヒーフィルターへ入れる。
熱湯を注いで予熱してからお湯を注ぐ。
95℃に熱したお湯を20㏄ほど注いで蒸らす。
20秒ほど経ったら、「の」の字を描くようにお湯を80㏄注ぐ。
水面が少し下がったら、さらに40㏄注ぐ。
さらに20㏄のお湯を注ぐと、1杯分のコーヒー(160㏄)の出来上がりです。

④ グラスに一気に注ぐ

ドリップしたコーヒーを、氷の入ったグラスに一気に注ぎ込んだら、アイスコーヒーの完成です。

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動画を参考に、早速アイスコーヒーを作ってみましょう!

UCC上島珈琲株式会社HPより

好みによって、ミルクやシロップ、シロップ類などを加えてどうぞ。

まとめ

アイスコーヒーに適したコーヒー豆は、フルーティーで華やかな香りと明るい酸味が特徴的なアラビカ種がおすすめ。
初心者には味のクセが少ないブレンドタイプがおすすめ。

コーヒー豆は深煎り豆を中細挽きしたものを選ぶと、しっかりとしたコクと香りが楽しめる。
浅煎りの場合は細挽きで水出しにすると、すっきりとした酸味と甘みが楽しめる。

ホットで淹れる時よりも多めの量でコーヒーをドリップし、氷をたっぷりと入れたグラスに一気に注ぐ。

いかがでしたでしょうか。

暑くなるこれからの季節、お気に入りのコーヒー豆で、ぜひアイスコーヒーを淹れてみてくださいね。

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